所在地 | 東京都品川区南品川4丁目 |
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設計 | 川辺直哉建築設計事務所 |
構造・総戸数 | RC造地上10階・17戸(A棟) RC造3階建て・13戸(B棟) |
竣工年 | 2011年4月(A棟) 2010年2月(B棟) |
間取り | 1R~1LDK |
敷地面積 | 207.10m2(62.64坪)(A棟) 211.93m2(64.10坪)(B棟) |
延床面積 | 867.94m2(262.55坪)(A棟) 469.90m2(142.14坪)(B棟) |
住戸面積 | 21.47~55.45m2 |
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photo by Kenichi Suzuki
建築家紹介
川辺直哉建築設計事務所代表
川辺直哉
1970 神奈川県生まれ
1996 東京芸術大学大学院修士課程修了
1997 石田敏明建築設計事務所
2001 川辺直哉建築設計事務所設立
デザイン解説
敷地である南品川は、東京港の埠頭に程近く、すぐそばには大型車両が行き交う第一京浜や羽田空港に接続する京急線の高架が通る。 周りには大きな瓦屋根の寺が点在し、オフィスビルや商業施設の足元には戸建て住宅や商店が連なる。 この大小混在するスケール感の中で、細い道路を挟んで向かい合うふたつの集合住宅の計画である。 向き合う立面を一体的に扱うことで、大きさの異なる建築を繋ぎ止めながら、街の一部に取り込めないだろうか。 外壁面を、小さな屋根面をつくりながら雛壇状にセットバックさせ、上階に行くにしたがって立面を交互に引き延ばすことで、上階立面との距離感が短縮される。 この地域特有の拡大されたスケール感の中で、地面から反復される屋根面により、ふたつの建築の間にまとまりのある領域をつくりだせると考えた。