2013年度グッドデザイン賞
所在地 | 東京都目黒区中町2丁目 |
---|---|
設計 | 川辺直哉建築設計事務所 |
構造・総戸数 | W造2階建て・4戸(自宅1戸) |
竣工年 | 2012年12月 |
間取り | 1K・1SLDK |
敷地面積 | 159.25m2(48坪) |
延床面積 | 193.60m2(58坪) |
住戸面積 | 32.94m2~42.57me |
所在地 | 東京都目黒区中町2丁目 |
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設計 | 川辺直哉建築設計事務所 |
構造・総戸数 | W造2階建て・4戸(自宅1戸) |
竣工年 | 2012年12月 |
間取り | 1K・1SLDK |
敷地面積 | 159.25m2(48坪) |
延床面積 | 193.60m2(58坪) |
住戸面積 | 32.94m2~42.57me |
1970 神奈川県生まれ
1996 東京芸術大学大学院修士課程修了
1997 石田敏明建築設計事務所
2001 川辺直哉建築設計事務所設立
駅前の喧噪から少し離れた良好な住宅地。周辺は戸建て住宅に囲まれているので、大きなボリュームを要する賃貸併用住宅でありながらも、周囲に威圧感のない建ち方を目指した。全ての住戸を一様に南面窓で並列させることを避け、住戸形式は平屋やメゾネットタイプを使って立体的に構成することで、住戸に奥行きや広がりをもたせている。窓は出来る限り大きく空け、ルーバーやブラインドを用いる事で、周囲との関係を調整し、多様な居住者像を想定している。内装は白い壁面と無垢フローリングでシンプルにまとめ、勾配屋根や窓から入る光と風が季節に応じて快適な居場所をつくりだす。外壁は周辺環境になじむグレー系を選択し、木製ルーバーは落ち着いた色に塗装して、暖かみや安心感のある住まいになっている。 賃貸とオーナーを明確に分断するのではなく、各々特徴をもった住戸が、程よい距離感を保ちながらひとつの大きな家に暮らすような住まい方ができればと考えている。