CASA FORESTA

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所在地 相模原市南区東林間
設計 合同会社ココト一級建築士事務所
構造・総戸数 木造2階建て
8戸
竣工年 2022年3月竣工
間取り 1R,1LDK,2LDK
敷地面積 228.03㎡
延床面積 286.38㎡
住戸面積 24.32㎡~49.25㎡
photo:KOKO+

建築家紹介

KOKO+ inc. 代表
小林宏輔

1989年 神奈川県生まれ

2012年 慶應義塾大学理工学部卒業

2014年 東京芸術大学大学院デザイン専攻中退

2014年 陶器二三雄建築研究所勤務

2020年 ココト一級建築士事務所設立

デザイン解説

計画地は最寄り駅から徒歩3分・南を跨いだ二面接道・北側隣地の借景に臨むという、利便性や日照などの住環境において申し分ないロケーションでした。外壁面を小さくしてコストを抑えるべく、木造の片廊下型アパートという条件のもとで設計がスタートしました。 設計では、主要採光面であり前面道路からの顔になるバルコニーに特徴を与えることを考えました。耐力壁をバルコニーの外側に出すことで、立面としての【意匠】・耐力壁としての【構造】・目隠しとしての【機能】を兼ねた境界面が構成されました。バルコニーに接する全面にサッシを纏わせて、二層の境界面が室内外の間に多様な関係性を生み、それに応じて住まい手が居場所を選択できる環境をつくりました。 また、本建築物は準防火地域の共同住宅であるため、防火構造や内装制限に適合させる必要がありました。建築基準法に新しく定められた仕様を活用して計画することで、求められる防耐火性能を維持しつつ、木架構の現しによる暖かみのある空間をローコストに実現することができました。屋外木部は新技術の採用により、耐久性を高める工夫をしています。

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